記事: TIDEが銀座に出店中。「The Crafted GINZA」とは?
TIDEが銀座に出店中。「The Crafted GINZA」とは?
こんにちは。TIDEディレクターの内海公翔です。
The Crafted GINZA 第一期ブランドのリレーバトンもいよいよ私で最後。振り返るとあっという間の2ヶ月間でした。
今回は、TIDEがThe Crafted GINZAに出店を決めた経緯などについて書いていきたいと思います。
☾ The Crafted GINZAについて
この記事を読んでいる方は、ほぼご存知かとは思いますが、、、
改めて簡単に説明すると、”自分たちでモノづくりをしているクラフト型D2C”ブランドの、発信と出会いの拠点"です。
もっと簡単に言うと、D2Cブランドのショールーム店舗ですね。場所は"GINZA"の一等地。店舗も本当におしゃれです。
TIDEは、ありがたくもThe Crafted の第一期ブランドとして、5月21日~7月20日までの間、出店させていただいております。もうすぐ終わってしまうのが残念ですが、引き続き第二期へと続いていきますので、皆さまHPから続報をお待ち下さい!
(お越しになられる方はこちらから。)
☾ 会社のことと「TIDE(タイド)」について
簡単に会社とブランドの紹介をさせてください。
①会社のこと
私たちは、香川県の最東端「東かがわ市」というところに、アーバン工芸という屋号で工房を構えバッグを作っています。
創業時は地場産業である手袋から始まった会社ですが、時代の流れと共に業態を変え、現在のバッグ製造業に、、、
そのあたりの詳しい話は、こちらのソトコトさんにしっかり書いていただいたので、よろしければこちらの記事をご一読ください。
革手袋がルーツということもあり、私たちはどちらかというと、立つ硬いバッグよりも、ソフトで軽いレディースバッグづくりを得意としています。
そんな自分たちの得意なところを生かして、”自社ブランドを立ち上げたい"という想いが私の中にはずっとありました。
そして構想から3年後の2019年に「TIDE(タイド)」がスタート。
②TIDEのこと
TIDEは、瀬戸内の潮の流れを独自の内縫いパッチワークで表現したブランドで、「The TIDE is turning -形勢を逆転する-」というコンセプトのもと活動しています。だからこそ、私たち自身が一番の挑戦者となり、TIDEを持つ人の挑戦心をエンパワーメントするようなブランドになりたいと考えています。
(ブランドページはこちら)
創業から現在に至るまでの主力事業であるOEM(相手先ブランドの生産を請け負う業態)の次なる柱にしたいという気持ちで、現在も奔走中です。
(ブランドに関する詳しい話はこちらの記事をご確認ください。)
☾ なぜThe Craftedに出店しようと思ったか?
さてさて、なぜ出店するにいたっかということなのですが、結論どこをとっても出店を断る理由がないのです!
この質問については、どのブランドの皆さまも、共同発起人のWe'll藤井さんとKAPOK KNOT深井さんのことを書かれていますが、私も同じ想いなのであえて書かせていただきます。
①お声がけいただいた方のお人柄
これはシンプルに、そして本当にお声がけいただいたのがCrafted ファウンダーのWe'll藤井さんだったということが大きいです。
藤井さんはもともと、TIDEを立ち上げからサポートしてくださっているSASI近藤さん(同じくCrafted の共同発起人でもある)を介して面識がありましたが、初めてお会いした時から「良い雰囲気の人だなぁ。同世代だけど本当に尊敬できる。こんな人と一緒に仕事をしたい。」と思わせてくださる存在でした。
藤井さんの人柄もさることながら、店舗のコンセプトから内容まで、正直なところ断る理由が見つからなかったので、社内に話を通し、出店に至りました。
そして、実際に運営メンバーの皆さまとお会いすると、「あっ、やっぱり素敵な人しかいない。初対面の気がしないくらい、居心地が良いなぁ。」そう感じたのでした。
②TIDEを実際に手に取っていただける最高の機会
TIDEは現在、実店舗を持っていません。一部の商品は卸先の店舗さんにお取り扱いいただいているものの、多くの商品を見て触れていただける機会は、このCraftedが初めてでした。
TIDEは写真で見るよりも、革の質感や表情など、実際に手にとって喜んでいただくことの方が多いので、初めてのショールームがCraftedで本当に光栄でした。
「TIDE(タイド)」というまだ生まれたてのブランドに、このような貴重な機会を与えていただけたこと、本当に感謝しています!
☾ The Crafted から生まれた新たな取り組み
The Craftedが繋いでくれたご縁があるのでここでご紹介。
「1:1の関係を、n:nに広げていくような場所を作る」というのが、Craftedが掲げる素敵なビジョン。すでに、出店ブランド間で様々な好循環が生まれています。
TIDEに関しては、今回展示スペースが隣だった、ALL OSAKA MADEのユニセックススニーカーブランド「brightway」を手掛けるインターナショナルシューズさんとの取り組みをスタートしたところです。
「brightway」のファウンダーは境遇も同じ、大阪の家業三代目の上田さんで、Crafted出店前から一方的にお話したいなぁと思っておりました。
イベント初日当日はゆっくり話ができませんでしたが、後日大阪のインターナショナルシューズさんに伺う約束を快く受け入れてくださりました。
そして、まだ試作段階ではありますが、TIDEのスニーカープロジェクトが始動。
私はブランド立ち上げ当初より、TIDEのルーツである手袋の縫製技術を転用し、本業であるバッグだけでなく、異業種への展開をしたいという想いがありました。その想いをbrightway上田さんは汲み取ってくださり、サンプル生産がスタート。幸いにもCrafted期間中に1stサンプルを仕上げてくださりました。Craftedらしい取り組みだなぁなんて、我ながら思っています。
クオリティーも本当に高くて、おもしろいのが左右のTIDE柄が異なるところ。それでいて、それぞれにバランスの良い仕上がり。
本来であれば、煮詰めた完成品を皆さまにお披露目するところではありますが、是非開発中の段階からいろいろな声をいただき、形にしていければと考えています。
そこで、そんなシューズを見て履いていただけるイベントのお知らせです!!!
☾ TIDE出店終了間際のイベント告知
日時:7月18日(日) 10:00~14:00頃まで場所:東京都中央区銀座1丁目6−2
- イベント内容 -①Crafted限定名刺入れ受注会&オーダー会②「TIDEスニーカー」 試作お披露目&試着モニター募集③「TIDEソファー」 イメージお披露目
①Crafted限定名刺入れ受注会&オーダー会
Crafted限定カラーの名刺入れをご用意します。(下記写真はイメージです)
当日お越しいただいた方は、特別価格にてTIDE名刺入れ The Crafted限定カラーをオーダーいただけます。
また、その他TIDE製品のカラーオーダーをお受け致します。
②「TIDEスニーカー」 試作お披露目&試着モニター募集
前述したスニーカーをご試着いただけます。
実際に履いていただき、ご意見などどしどしいただければ嬉しいです!
また、その場でご注文いただける場合、今回は特別に1足からTIDEスニーカーのカラーオーダーをお受けいたします。
上田さん、ご協力ありがとうございます!
③「TIDEソファー」イメージお披露目
なにをやっているんだと思われるかもしれませんが、本気でソファーを作っています。当日は、現物をお見せすることはできませんが、CGイメージをご覧いただけます。
東京は緊急事態宣言期間中ではありますが、コロナ対策をしっかりと行った上で対応させていただきます。皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
なんだかんだ長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。