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記事: ARTIDE 本橋孝祐

ARTIDE 本橋孝祐

ARTIDE 本橋孝祐

1989年兵庫県生まれ。
飛沫や素手など前衛的な手法で、日本人的な”見立て”や”禅”の感性と共に描かれ、哲学や人類学的な考察が入り混じった、精神性や意味性を重んじた作品が特徴。
アートの創造・鑑賞を人類特有の「確認の儀式」として捉え、「人間にとって確かな真実」の表現を自身の制作テーマとする。

 

ART×TIDE

Multi Compact Wallet-MOTOHASHI KOSUKE 「渦」

なぜ表現を始めたんだろう

「絵を描いたことが無い」という人はきっと居ないように、僕も物心つく頃には絵を描いていました。人は皆生まれつきアーティストだと思っているのですが、僕自身は「大人になっても表現をやめなかった人間」という感覚です。 アーティストとして活動することになったきっかけは、死を意識したことです。多分みなさん「明日死ぬ」と言われたら、自分の持っている何かを誰かに与えたくなるんじゃないでしょうか。僕は幼い頃の阪神淡路大震災の経験や、自分自身の死を感じる様な体験から「この身体はすぐ消えてしまうから、この中にあるエネルギーを誰かに渡さないと」と強く思い続けています。その最も純度の高い方法がアートだと感じました。現在でも「いま=死ぬ前」「自分の意思で身体を動かせる期間=ボーナスタイム」「人生=どれだけ人にエネルギーを渡せるか勝負するゲーム」みたいな感覚が根底にあります。それがアーティストとして作品をつくり始めたきっかけです。

 

作品で何を表現したいのだろう

芸術って人間にとって何なんだろう?とずっと考えていて、今のところ結論は「人間特有の確認の儀式」という解釈をしています。科学や宗教と違う言語で、世界や人間自身を捉えるための儀式。 そうすると作品は「確認のための媒体」であり、自分はこの媒体を通じて何を確認をしたいのか?と考えると、普遍的なもの、人が信じるに値する事物、つまり<真実>というものでした。ダヴィンチやピカソ、デュシャンのような巨匠も、切り口は違えど皆なんとなく同じように感じていす。 自分の作品は、「小さなものの集合」や「衝動」「創造性」をテーマにしてきていますが、それらもこう言った「人が信じるに値するもの」や「真実」という切り口で、また自分自身が強く信じているものでもあります。 ですが本当の意味で何を表現したいのかは、まだこれから明らかになってくることだと思います。

 

作品に向かい合う時間以外は何を気にしているだろう

 最近ボイスレコーダーで自分と電話することにハマっていて、そこで言っていることは大体、「人間にとって石は永遠の象徴なんだな」とか「そういえばずっと、自分より前が前・自分より後ろが後ろと思って生きてるよな」とか「犬が白黒しか見えないように、人間の五感って5/∞(無限大分の5)なんだろうな」とか、そういうことを考えています。あと、「仏教の輪廻=物理のエネルギー保存の法則」みたいな、パースペクティブを超えた翻訳機があれば人間はもっと分かり合えるのにな、とか。自己完結型の禅問答ですね。

自分の中で表現とはどういうことだろう

生き様・人生

 

表現の未来はどこにあるのだろう

 過去も未来もないと思っています。古代壁画も2万年越しに描き足されたりしていますし、時空を超えるのが表現(というか芸術)の本質の一つで、だからツールやプラットフォームやテーマは変わっても、結局誰もが世界からのインプットをアウトプットする。 小さな視点で「100年後どうなっていますか?」という話になると、地球をテーマにした風景画が増えると思います。みんな宇宙に行って地球が恋しくなってるだろうから。笑

 

TIDEともの化する表現に何を期待するだろう

 「形勢を逆転する」という挑戦的なブランドコンセプトに惹かれました。今の時代、あらゆる人にとって他人事でないコンセプトだと思います。同じ挑戦者として、そういった人の力になれれば光栄です。

 

略歴

個展
2020年 “After million years ” TRiCERA Museum 東京
2019年“FAITH” elephantSTUDIO 東京
2018年 “Here I am” 画廊宮坂 東京
2017年 “Memories of Origin” 表参道画廊 東京

グループ展
2020年 “桜花の会”京王プラザホテルロビーギャラリー 東京
2019年 “鶏鳴の会新鋭選抜展” ホテル椿山荘ギャラリー 東京
2018年 ”Artists from Japan V” Ashok Jain Gallery ニューヨーク
2018年 “鶏鳴の会新鋭選抜展“ ホテル椿山荘ギャラリー 東京
2018年 ”Artists from Japan IV” Ashok Jain Gallery ニューヨーク
2017年 ”Artists from Japan III” Ashok Jain Gallery ニューヨーク

アートフェア/アートフェス
2019年 “Art on Paper 2019” Pier36 ニューヨーク
2018年 "SICF2018” SPIRAL 東京 

受賞
2018年 “Contest in New York” 特別展示賞, Ashok Jain Gallery ニューヨーク

コミッションワーク
Hyatt Regency YOKOHAMA
Hongo Aerospace, inc.
81
Fff...TOSHI -restaurant chinois-

メディア
2019年 ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~ #185 本橋孝祐 Kosuke Motohashi
2019年 AIre VOICE 「ブロックチェーンは、アートの歴史や物語を保証する血統書になりうる」
2018年 Art Hub TV【MEISTERS #1 】真実を刻み続ける現代アーティスト「Kosuke Motohashi」他

ステートメント
 私は、作家の表現から鑑賞者の解釈にいたるまでの、一連の芸術の営みを「人類による確認の儀式」として捉えています。その上で私の作品は確認の儀式の「媒体」であり、私は、普遍的なもの、自分を含む人々が信じるに値するものなどの<真実の表現>をテーマに制作しています。

 

<ARTIDE Vol.2 特設ページはこちら>
https://tideisturning.com/pages/artide-vol-2

 

<ARITDE Vol.1 商品ページはこちら>
https://tideisturning.com/collections/artide/products/multi-compact-wallet-motohashi-kosuke

 

<ARTIDE Vol.1 Makuakeページはこちら>
https://www.makuake.com/project/artide/

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ARTIDE 鈴木一世
ARTIDE

ARTIDE 鈴木一世

2001年 横浜生まれ。最年少でBSフジの「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」にも出演、高校在学中に初個展を開催、その後も数々のコラボ企画でも注目を集める。絵のモチーフとなるのは、自身の琴線に触れた政治や社会問題など。それに自分の解釈を織りまぜ、色の三原色(青緑、赤紫、黄)を多用し表現する。2019年と2020年で展示会は計7回、またメディアにも度々出演するなど2000年代生まれの若手芸術...

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ARTIDE始動にあたっての想い

ARTIDE始動にあたっての想い

TIDEブランドマネージャーの内海です。いよいよ本日14時よりARTIDEプロジェクト、Makuakeにてスタートです! 私自身、今日を本当に楽しみにして日々の仕事に励んできました。TIDEを立ち上げて約1年半。いろいろなことがあったなぁと振り返りながらこの記事を書いています。   1.事業承継について TIDEを作っているバッグ工場のアーバン工芸は、私の祖父が創業した会社です。東かがわ市の...

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