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Dec 31 2020

お笑いタレント・アンタッチャブル柴田 英嗣さん-前編-【Style with TIDE vol.1】


The TIDE is turning - 形勢を逆転する -

TIDEを日頃より愛用いただいている方、人生において形勢逆転を果たした方をゲストに招き、その価値観にフォーカスした話を伺う本連載「Style with TIDE」。

第一回を飾るのは、お笑いタレントでお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田 英嗣さん。
実はTIDEユーザーのお一人でもある。今や数々のテレビやラジオの番組にて大活躍され、エンターテインメントのプロフェッショナルである柴田さんに、ライフスタイルやモノ選びでの価値観、明日の仕事のモチベーションの源泉について軽くお話を伺おうとしたつもりだったが、思いっきり笑わせていただいただけでなく形勢逆転のヒントまで見えてきた。

Index

1.Talk
2.アンタッチャブル柴田さん着用アイテム - ZIPPER WALLET Custom -
3.Profile

Talk

—— 柴田さん、お忙しい中すみません!いろいろお話伺いたいのですが、お時間よろしいでしょうか?

軽くだけだよ!?
もう、いいよいいよ、やっちゃって(笑)!

—— では、早速。まずは、お笑いの世界に行くことになったきっかけを教えてください。ここが柴田さんの人生の中で形勢逆転したターニングポイントかと思いますので。

まず、お笑い自体を形勢逆転だとか挑戦と思ってやってないんだよね!
元々は高田純次さんの存在がきっかけ。高田純次さんがこの世からいなくなったら、お笑いなくなるとマジで思ったの(笑)。「それを継承するのは俺しかいない」と学校のツレに言ってて。そしたら「お前なんかテレビに出れるわけねぇーよ。」って言われたら、「ちょっと待っとけ、俺がテレビ出てやるから」って。そして、東京に来て組んだ相方(アンタッチャブル 山崎弘也さん)が・・・俺より高田純次みたいな奴だったの!もうとんでもない奴だよ(笑)!

—— (笑)!

それで仕方なくツッコミに回ったら、それがたまたまうまくいった感じよ。
事務所に所属した時はピンでやるのか漫才でやるのかわからなかったけど、たまたま事務所から山崎と組みなさいって言われてそれがスタート。それで組んだらもう面白くなっちゃってあっという間にお笑いライブで優勝、そのまますぐに5連覇みたいな。

—— すごい・・・高田純次さんがきっかけという話はテレビ等のメディアでもされているのですか?

普通にしてるよ。高田純次さんご本人にも言ったことあるし。

—— 高田純次さんは何と?

「奇特な子だねー」って言われたよ(笑)。

—— (笑)。ちなみに、東京に出てこられたのはいつですか?

18歳の頃、普通に高校卒業してだね。
中学の頃は「高校も行かない」って言ってたんだけど、親から「高校出ておかないと、仕送りはしない」と言われたから「仕送りないと厳しいです」ってことで、工業高校を単願一本で受験した。工業高校を単願だよ(笑)!

で、試験中に寝ちゃってさー。試験終了時に半分以上回答が出来てないのがわかったのよ。「これはもう一年勉強して行かないといけないのかなー」って思ってたんだけど、でも合格通知は来るんだよねー。多分その(工業高校単願)やる気に免じてくれたんだろうね。

—— こ、工業高校単願!

お前ら、工業高校単願した友達は周りにいねぇだろ(笑)!

—— 今、年齢はおいくつでしょうか?

45歳。芸歴は27年目です。

—— 現在もとてもお忙しいかと思いますが、現在とピーク時(M-1グランプリ優勝直後)の忙しさの違いはありますか?

仕事の本数で言ったら今の方が多いかもしれないけど、忙しさで言えば当時(ピーク時)の方が忙しかったね。当時はロケで2泊3日とか山の中でとか海外一週間とかバチバチにスケジュール入れてたから休みとか全くなかったよ。今はスタジオ収録が多いから、朝はスタジオ、昼からロケ行って、夜はラジオの生放送みたいなスケジュールが多いかな。

当時は40時間連続で仕事とかあったから、どこで何しゃべってるか本当に記憶にないんだよね(笑)。で、あるとき44時間連続で仕事があって、その最後がドッキリのロケで。本当に疲れ果ててたのよ。44時間連続だから意識も朦朧としてたんだけど、目が覚めると横にKABA.ちゃんがいて、マジで吹っ飛んだよ(笑)!

あれ、こんな話してていいの?

—— エピソードが強すぎます(笑)。すみません、ついつい、お笑いやテレビの話を聞きすぎちゃいました。少しテーマを変えます。柴田さんのオンとオフのスケジュールはどんな感じなのでしょうか?

スケジュールは日によって違うし、オフも不定期なんだけど、何のために仕事頑張るかは昔と今では変わってきてる。その昔は一つ先の仕事のために、例えば一週間後の大きな漫才のステージに向けて今の仕事を頑張るみたいな。一方、今は先の休み(オフ)にめがけて毎日の仕事(オン)を頑張ってる。

オフがどれだけ充実できるか、が今はめっちゃ大事で。オフの時は、お金のことも、時間のことも、仕事仲間のことも気にしない。

その時に声かけたら集まる仲間と遊んだり、ちょっと高い買い物とかしてみようかなっていうのも容赦なくできる、そんな充実した休みを迎えるために毎日の仕事を突っ走るって感じだね。

—— では、モノ選びへの価値観について伺います。オフの時に、モノを選ぶ・買う時の基準やこだわりとかありますか?

割とフィーリングですねー、僕は。昔は、なるべく安いもので色んなものを持つようにしてました、テレビに出演する時とかにも使えるからという考え方だったんだけど。大人になるにつれて、珍しいもの、希少なもの、あとはずっと使い続けていけるものを持ちたいなって思うようになってきてますねー。まぁ、大して持ってないですけど(笑)。

(TIDEのジッパーウォレットを持ちながら)確かに、こういうものもそうですよね。洋服にしても、小物にしても、革より良い素材ってこの世の中にないと俺は思ってるんです。革、一番良くない!?

—— いやー、嬉しいですねー!革、最高です(笑)

持ってて、質感や手触りは良いし、香りもそう。僕、革素材の香りめっちゃ好きなんですよ、特に新しい革の香りが。

あと、使い込んでいって、一番味が出るのは革だし、それも良いよね。そういう素材ってないじゃないですか、他になかなか。

—— ハイブランドをたくさん買った時期はなかったのですか?

俺、ハイブランドのものを全然持ってないのよ。

—— 意外です(笑)

有名なハイブランドかどうかは、あまり興味ないんですよ。

俺が気に入ったものに対する価値は良いんですけど、ブランドさんの名前に対する価値にあまり興味ないんですよね。ハイブランドとか良いに決まってますし、実際持ってますけど、こういう名前だからこれぐらいの値段が乗っかってるのだろうなと穿(うが)った気持ちがどこかにあるんですよ。

同じやそれ以上の素材使って、もっと自分好みのデザインや機能で作ってますってところもあるし、それで安価だったらそっちの方がいいよなーって。まぁ、気に入ればの話ですけど
。もちろん、ハイブランドでも絶対欲しいってものがあったらそれは買いますけど。ブランド名だけで決めることはないですね。

—— それは、身に付けるもの以外でもその価値観ですか?

結構そうですね。車とかもそうですね。でも、別にハイブランドじゃなくてもいいんですよ。もちろん、いわゆるハイブランドの車乗ってた頃もありますけどね。
まぁ、1度はハイブランドの車を手にして乗ってみるのはありだとは思いますけど。

革財布だって、いわゆるみんな知っているハイブランドのものを手にしたこともありますよ。でも、そんな有名ハイブランドの有名な商品持ってる俺を、みんなが「あー、それ持ってるんだ」 って目で見るとすると、もうそれを持っていない自分に自分と周りが興味がなくなっちゃうんじゃないかなって思っちゃうの。

「ブランド関係なくカッコいいモノ、そういうの(ハイブランド)ではないけど良いモノを長く大切に使っているね」と自分もその価値観でいたいし、周りからもそういう見方をされたいんです。“やっぱ、こういう人だからこういうモノを持ってるんだよね”という見られ方はされたくない。

何かお金持ってるアピールみたいになっちゃうと、集られる(たかられる)じゃないですか(笑)。お金持ってない、なんかハングリーで集っている自分の方がかっこいいですよ。そっちの方が偉ぶる人間じゃないというか。

なんか、“いいモノ”もっちゃうと自分が偉くなったと勘違いしちゃうから。自分が偉くならないためにも今はまだやはりハイブランドさんじゃない良い素材の物を使っていたい。

—— 本日お話を伺って、柴田さんの様な価値観をお持ちの方にTIDEのアイテムを持っていただきたいと思いました。2021年早々にTIDEは革小物を充実させるべく、キーケース、より薄い財布、名刺入れを今作っています。完成したら、柴田さんにも手にとっていただきたいです。

めちゃグイグイくるなぁ(笑)
もちろんだよ!

TIDE内海(写真左)と柴田さん(写真右)でTIDEアイテムを囲んで

→ 後編に続く

アンタッチャブル柴田さん着用アイテム

ZIPPER WALLET Ivory Custom

唯一無二の存在感。大きめの長財布です。
両面の柄が異なるため、どちらから見ても美しい仕上がりになっています。

スマートフォン、パスポート、シガーなどが無理なく収まるように設計されており、ミニクラッチのように使用することもできます。

重厚感としなやかさを兼ね備えた、TIDEらしい一品です。

※こちらの商品はオーダー後の生産となります。

→商品ページを見る

→他のZIPPER WALLET Customを見る

Profile

柴田 英嗣(しばた ひでつぐ)

静岡県出身、お笑いタレント・お笑いコンビ「アンタッチャブル」のメンバー。
第4回M-1グランプリ優勝。
フジテレビ「志村友達」「アンタッチャブルのおバカワいい映像バトル~動物VS人間~爆笑動画174連発」など多数のテレビ番組やラジオ番組に出演中。趣味・特技は、麻雀、動物検定3級(動物雑学)、動物園めぐり(好きな動物はカバ)、ダイビング、スポーツ全般(野球・サッカー・ビリヤード)、ダーツ。